2008-02-22 第169回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
実は、労働市場は事実上非常に流動化していて、青年、壮年男子というのは相対的に少なくなっている、主婦とか外国人とか老人とかいうものの比重がだんだん高まっています。それは当然のことです。この方々は、例えばフルタイムの仕事になじまない人もいるんですね。自分の能力を使いたい。
実は、労働市場は事実上非常に流動化していて、青年、壮年男子というのは相対的に少なくなっている、主婦とか外国人とか老人とかいうものの比重がだんだん高まっています。それは当然のことです。この方々は、例えばフルタイムの仕事になじまない人もいるんですね。自分の能力を使いたい。
○山本国務大臣 従来の物の考え方、すなわち壮年男子中心社会での観念からすれば、身体能力が劣れば、それはもはや福祉の対象、セーフティーネットの対象という概念がございました。
昭和二十年七月には、弱体化した関東軍の人員補充のため、いわゆる根こそぎ動員を実施し、開拓民の青年・壮年男子全員を徴兵し、無防備な状態に置いたと。
昭和二十年ごろにおきまして、中国東北地域におきましては開拓団員を初め多くの日本人が居住していたわけでございますが、壮年男子の多くは現地応召ということで、残されたのは婦女子が主体ということでございます。昭和二十年八月九日のソ連参戦後におきまして、これらの人々は居住地を追われることとなりまして、避難する途中あるいは収容所において死亡するなどの事態が生じたところでございます。
私たちの社会の実態は着々と壮年男子社会から多様多彩なシチズンシップに基づく社会に移行しておるのに、私たちの意識と政治、経済、社会の仕組みはそれに追い付いていないのが現状です。ですから、時代の変化に私たちの意識とシステムが全く追い付いていないというのが今の日本の現状だと思います。
これはある女性の思想家が言ったことですが、子供は人間以前で高齢者は人間以後で女は人間以外だと、こういうふうな非常に刺激的な言い方で僕はびっくりしましたが、しかしまさに壮年男子しか一人前ではない。
それに関連しまして、日本の生産物がなぜ安いかというときに、壮年男子の極めて長時間労働にたえ得る、そして少数の人間が集中的に働いてコストを切り下げることが可能な日本の企業体質というものがある程度外国の人にも知られておりまして、これはアンフェアなトレードになるのではないか、問題が出るのではないかと私は薄々思っておりましたけれども、そこまで話は行きませんでした。
例えば終戦時に満州においてソ連軍が侵入してきたとき、銃をとれる壮年男子はみんな現地召集になった。それで兵籍に入りまして、それからシベリアに抑留されても軍人としてつながっておるということで、これは恩給法上の基礎在職年になるということになりました。
その結果、医学的見地から見ても、病理学、組織的な検査から見ても、これはいわゆる壮年男子突然死症候群、いわゆるポックリ病であるということが解明できた次第であります。
その結果、難しい名前なものですからちょっと資料見さしていただきますけれども、原因不明のうっ血性心不全、括弧がついておりまして、壮年男子突然死症候群という形でありまして、わかりやすく申しますと、やはりあの当時申し上げましたいわゆるポックリ病に間違いなかった、こういう結果であったようであります。
あなたの方はこの方専門なんで、たとえば昨年三月一日付の東京都における壮年男子の一箇月の生計費は六千四百円だ、これを地方にならせば五千三百円だなんていうなかなか緻密な統計をあらゆる資料から出している。そこで厚生年金の定額制一万八千円としうようなものは驚くべき低いものではないか。
特に日本は長期間の戰争と経済事業の逼迫とにより、止むなく婚期を過ごした男女が非常に多く、夫の戰病死により再婚を希望しまする未亡人や、壮年男子の戰病死により人口比率過剰となつた女子、又は自信と自制を失つて風紀を紊す青少年等、至急に保護救済を要する問題が山積し、今や大きな社会の病弊となつて國家の基礎を侵しつつあるのである。